25歳の長男を亡くしてもうすぐ五ヶ月

#2025
mother

 25歳の長男を亡くしてもうすぐ五ヶ月。緊急事態宣言のため家にいる時間がとても長いこともあり、家のどこに居ても息子の姿がありありと蘇ります。
 息子は、普段はボソボソとした話しぶりで、滅多に大きい声を出すことはなかったけれど、楽しいことや嬉しい時には、感情豊かに喜んで叫んでみたり、ちょっとふざけたような声色を使うことがありました。今、耳によく残っているのは、きちんとよく通る普段の落ち着いた声よりも、そんな息子のおどけた声です。
 先日、テレビを見ていた次男が一瞬叫んだ声に飛び上がって、「もう一度その声出してよ!よくお兄ちゃんに似てる!」と言ったら、わざと似せてやってみた。。。と照れ臭そうに答えました。
 毎日、うじうじと過ごしては息子の写真を見て涙ぐんでいる私を見下ろして、「そんなんじゃ駄目だろ。老け込んだ婆さんみたいになったら承知しないからな!」とあの声でぶつぶつ言っているような気がしてなりません。
 最期まで希望を持ち、自分のやりたいことを貫き通そうとしていた息子を
手本として、私も彼のように日々充実して過ごして行けたら、と思ってはいても、現実に息子のいない家の中は寂し過ぎて、寂し過ぎて。。。

メールはこちらから

お問い合わせ